ウンドル村中間報告

2004年4月17日に行われたモンゴル民族文化基金理事会にて、小学校に関する事情報告をさせていただいて以来、ちょうど一年を経過している。多くの日本人の皆様や留学生のご支援のもとに、ウンドル村小学校再建に向けて大きな一歩を踏み出すことができ、とても嬉しく思っています。

2005年4月現在、“ウンドル村小学校再建支援基金”の総額は1,141,500円になっている。目指す金額は10万人民元で、日本円でおよそ1,350,000円程度が必要である。小学校を建設する工事が5月から始まり、9月に完成させる予定である。学校建設に当たって、中国黒龍江省民族委員会から10万人民元を協力していただき、日本から10万人民元を協力し、小学校を建設中に、もし金額が足りない場合、泰来県民族宗教事務局から調整する約束をした。新校舎の設計図に関して、泰来県教育局側が学校を建設する統一基準に基づき、デザインをしてくれる。日本から送る10万人民元を村の代表が工事現場を監督しながら、工事会社に直接支払うシステムになっている。小学校の新校舎が完成されたあと、9月に泰来県教育局から小学校に教師達を派遣する。そのうち、モンゴル語を教える教師も含む。モンゴル語の授業も9月から開始される予定であります。

新校舎が完成されるまで、日本からの金額が少し不足しているため、これからも皆様の一層のご支援とご協力を願う次第であります。

ウンドル村小学校に関する再建活動をまとめてみると、以下のようになります。

祭りの収益（料理の販売）：

昨年は、八つの祭りに参加した。即ち：板橋区徳丸御盆祭り、板橋区市民祭り(二日間)、板橋区農業祭り(二日間)、祖師谷留学生会館文化祭(二日間)、東京大学駒場文化祭(三日間)、世田谷区国際交流ふれあいスポーツデー、板橋区梅祭り(二日間)、若葉小学校廃校イベントなどを経て、収益総額は合計55万円を超えた。

今年は、板橋区徳丸桜祭りに参加した。

　　　収益は合計28,546円。

寄付金：

①東武練馬コスモスの会のメンバ（代表　下山田　芳子）

　寄付金27,000円＋30,000円と祭りへの全面的なご協力をしている

②東京・沖縄・東アジア社会教育研究会のメンバ（代表　小林文人）　　　　寄付金：78,000円＋2,500円（山田真理子さんの郵便はがきのご提供）

③モンゴルを語る会のメンバ（代表　梅森　貞）

寄付金：10,000円

④（財）東京コミュニティカレンラ；TCC愛の基金（代表　西田喜久子）

　　　　寄付金：25,000円　

⑤花さき保育園職員一同

　　　　寄付金：16,000円　

⑥JCC　久保田博子

　　　　寄付金：20,000円　

⑦モンゴル民族文化基金

　　　　寄付金：30,000円　

⑧大学先生方の寄付金

　　　　　合計：23,000円

⑨留学生のメンバ（祭りへの全面的なご協力）

　　　　寄付金：280,000円（母校出身者3名の寄付金200,000円を含む）

募金と寄付金：

板橋区河野雄紀議員の寄付金（10,000円）と募金合計

　　　　　　　　　23,036円（成増南町会氷川神社例大祭）

募金を下さった方々への感謝：

徳丸御盆祭募金で支援して下さった方々；成増南町会氷川神社例大祭募金で支援して下さった方々、板橋区市民祭り、板橋区農業祭りや祖師谷留学生会館文化祭、板橋区徳丸桜祭りに募金を下さった方々にご恩礼を申しあげる。

ウンドル村小学校再建の祭りに参加してくださった留学生と日本人の皆様のご芳名

　包聯群、王曉華、包翠琴、バヤル、張雲生、ウジスグレン、ホウソウコウ、何立柱、王桂珍、エルデンバガン（及び奥さん）、メルゲン、リュシサン、トクトホ、小軍、ナラー、ホウシュウエイ、エルデンビリゲ、スチン、モンケバヤル、ハスバガン、ブヘウリジ、ウインゴワ、スチンチョコト、サイシヤラト、ホウギョウエイ、トウフウザン、チンゲル、ブルグト、玉楓などの方々。

下山田芳子、柏村喜久子、鈴木玲子、篠宮克江…等々。

以上の方々と諸団体のご支援とご協力に心より感謝申し上げます。

今後の活動予定：

世田谷区留学生研究発表展覧（5月14日―22日、およびモンゴル料理の講習会：SUNUS（代表：林部宣子）のご協力）が予定されています。

ウンドル村小学校支援基金・郵便口座番号：00130‐2‐758027
ウンドウ村モンゴル族小学校再建委員会　（代表　包　聯群）
後援：東武練馬コスモスの会（代表　下山田　芳子）
板橋区議会議員：河野　雄紀
東京・沖縄・東アジア社会教育研究会（代表　小林　文人）
フフ・モンゴル・オドム（代表　套格図）