理事長挨拶 /モンゴル民族文化基金

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910.gif    ムンクバートル モンゴル民族文化基金理事長のムンクバートルです。
 第8回総会において第9期理事会の理事長に選ばれ、非常に光栄に思っております。同時に、責任の重大さを認識し、微力ではありますが、誠意努力を致す存在でございます。前任者同様、変わらぬご指導、ご支援を賜りますよう、宜しくお願い致します。 当基金が2002年に設立されて以来、すでに16年の年月が経ちました。これは、諸先輩理事長、理事や会員の皆さんの継続的な努力及びスポンサーの皆さんの暖かいご支援、ご協力の結晶だと認識しております。この場を借りて感謝を申し上げます。理事の皆さんの力添えをいただき、これまで以上にモンゴル民族文化基金の発展のために努力する決意でおりますので、どうぞよろしくお願い致します。
 当基金の主な事業は、中華人民共和国に居住し、モンゴル語で教育を受けている小中学校、高校の学生に奨学金を与えることです。おかげさまで、これまでに内モンゴル自治区、新疆ウイグル自治区、黒竜(こくりゅう)江(こう)省、吉(きつ)林(りん)省、遼寧省、甘(かん)粛(しゅく)省、青海(せいかい)省なの地域のモンゴル語で教育を行っている23校、延べ907余名の学生に奨学金を与えました。また、当基金の主催、共催でモンゴル文化を紹介するイベント、コンサートも開催し、学術交流会をこれまでに29回実施しました。日本の大学に在学中の中国出身のモンゴル人大学生、大学院生の勉学を奨励するため、2017年度からMUSS奨学金を設置し、2018年まで17名の留学生に奨学金を与えました。
 これからの基金の主な事業以外にも、現代社会のニーズにあったよりベストな支援とサポートを視野に入れて行きたいです。近年、日本に定住するモンゴル人が増え続ける中、文化継承者として次世代を担う子どもたちも増えてきました。そのため、在日モンゴル子どもたちに活躍する場を提供し、モンゴル伝統文化について継承する取り組みを試みたいと考えています。また、在日モンゴル人留学生を対象に進学及び就職サポートといった支援や活動計画を検討して行きたいです。
 今後とも、モンゴル民族文化基金の様々な活動を通して次世代を担う子どもたちを引き続き支援していく所存であります。皆さんのご支援、ご指導を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

2018年12月5日
                    モンゴル民族文化基金
                     理事長  ムンクバートル